
「コープス神戸ハイカラメロンパン」のこと
2017年8月7日
約50年前のこと。コープこうべの前身である神戸消費組合に入った1人の若いパン職人のひらめきにありました。そのパン職人は、後藤又右衛門さん。
後藤さんは、新しいパンを作りたいと考えていました。そんなとき、ふらりと訪れた三宮の道具屋でオムライス用のキャップをみつけたんです。
「これをパンの形にしたら面白いのでは?」と思い立ち、そのキャップを数十個購入して、新しいパンの開発に取り掛かりました!
さっそく、パン生地をキャップで型押しし蒸し焼きにしてみました。でも、キャップに生地がくっついたり、焼きあがった生地がしぼんでしまったり...新しいパンづくりにはさまざまな問題がありました(=_=)
後藤さんは試行錯誤を繰り返し、先輩からもアドバイスをもらって、とうとうラグビーボール型(というかオムライス型?)のパンを完成させました!!できあがったパンは、「マクワウリの形に似ているね」ということで、「メロンパン」という名前になりました。当時は、マクワウリのことをメロンと呼んでいたんです。
しっとり、さっくりと焼き上がった生地は香ばしく、中にはマーガリンを加えたとろける白あんが自慢のパン。それが、コープこうべの「コープス神戸ハイカラメロンパン」です(*^_^*)